木曜日, 1月 13, 2005

ひどく透明な…。

別の世界から、ひどく透明な生き物が私の部屋に迷い込んだ。

その生物は、目も口も手足もないが、空中を漂い、私にじゃれてきた。

ふわふわとした不思議な肌触りがあたたかく、こすりつけてきた鼻先をなでてあげたら、満足そうに丸くなって、再び別の世界へ消えていった。