日曜日, 2月 13, 2005

絶対零度を駆け抜ける騎手

夢のなかで、紅い天馬の声を聞いた。

天馬は、遙か彼方を空間飛行をするときは、絶対零度の中を駆け抜けるのだという。

天馬を操る騎手は、絶対零度の中を駆け抜けても、凍り付くことなく天馬を御しなければならない。さもなくば、天馬の背から放り出されて空間の中を無限に落ち続け、二度と現世に戻ってくることができないそうだ。